魔の派閥

 魔の派閥

1.成り立ち

 VICE設立以前から世界侵略を行うハオウの軍団が元になっている。

 ハオウは覇者の一族と呼ばれる魔族の生まれの一人であり、下克上を繰り返しながら一族の王となった。

 王となったハオウにより、勢いを増した覇者の一族だったが、ある世界侵略中にシルバリオス率いるVICEに敗北する。

 そして、一族もろとも、ハオウ達はVICEの軍門に下ることになった。

 


2.構成員

 あらゆる出自の者が雑多に集い、VICEでも最大規模の派閥と化している。

 侵略を受けた世界の住人が多く、圧倒的な武力の影響により、派閥に加入した者が大半を占める。

 力こそ全て、という原始的な掟の元、構成員達は支配を受けている。

 


3.ユースティアでの活動

 異暦67年にハオウ自らリーベルタースの北部を英雄機関の本拠地ごと破壊する。

 その後、復興途中のノルフェインを再び占拠し、ユースティアでの主な活動拠点とする。

 また、あらゆる界陸に同時に侵攻するほどの莫大な戦力を保有するため、ほぼ全ての地域に魔の派閥は侵攻を進めている。

 現在のユースティアでVICEといえば魔の派閥であるという印象が強いのもこのためである。

 


4.十二魔将

 ハオウの元に集う、魔族のエリート達である十二魔将は戦闘のプロフェッショナルが揃っている。

 自らの個体の戦闘力だけではなく、指揮官として配下を動かす手腕も高い。

 力を持ち、侵略行為を行う者ならば、ハオウは精神性や出自、忠誠心問わずに魔将へと任命する。

 現在、十二魔将のほとんどはユースティアへ集っており、各界陸へ散って侵攻を続けている。