天魔世界ヴァンガイア
1.天と地と魔の世界
天界、地上界、魔界の三つに分かれており、それぞれの思想や理念により、争いを続けているとされる。
天使や悪魔は直接争うと世界が滅びると言われているため、地上界で人間と契約を交わし、能力を制限した状態で戦いを行う。
2.種族
人間
何の力も持たない凡庸な種族。ただ、地上界で最も繁栄しており、その感情を糧とする悪魔や天使につけ狙われている。
彼ら人間が作る歴史には悪魔や天使の存在は欠かすことができない。
天使
金色の体毛、青い瞳、白い翼を持つ。秩序、協和などの属性を持ち、人間に対してもそれを強要する。
悪魔
銀色の体毛、赤い瞳、漆黒の翼を持つ。破壊、混沌、孤高などの属性を持ち、それらで人間を陥れることを好む。
3.勢力
天界
秩序と善を尊ぶ天使達が集う。他者を慈しみ、全てのモノの調和を求める。
天使と呼ばれる種族が治めており、度々地上界に降りては人間に規律や調和を求める。
絶対的に悪魔を敵視しており、悪魔と少しでも関わりを持つ者を正義の名の下、殺したりする。秩序のためならば手段は選ばない。
魔界
混沌と悪を望む悪魔達が巣食う。他者を気にせず、己の欲望のために動く。
悪魔達は地上界に這い上がり、人間の欲望を解放させる。その結果、莫大な富や武力を手に入れるものもいれば、破滅の運命を辿るものもいる。
特に優れた悪魔は魔王とも呼ばれ、地上界を越えて天界にすら侵攻を及ばしたという。
地上界
数多くの人間が存在する。また、人間の感情を食い物にする天使や悪魔も多少存在する。
天使に従う者、悪魔に従う者、人間に従う者、それぞれの思想や理念により対立している。
4.崩壊するヴァンガイア
VICEが組織されて以来、本拠地として扱われたヴァンガイアだったが、不要になったためなのか、シルバリオスの手により破壊される。
破壊されたヴァンガイアの残骸はユースティアに流れ着き、ノルフェイン界陸へと姿を変えた。