遺物

 遺物

 


1.遺物

 ユースティアには異界から様々なモノが流れてくる。その中には特異な性質を持った道具も存在する。それが遺物、アーティファクトである。

 界陸が誕生する以前の世界で作られ、遺跡と共に残る古代遺物と、異暦以降でゲートから出現する異邦遺物の二種に分けられてはいる。

 


2.古代遺物

 五つの界陸は六元界の残骸であり、それらが元々の世界であった時に作られた道具達が古代遺物と呼ばれる。

 界陸毎に大まかな特性が分かれており、その多くは、現在の技術でも再現可能であり、実用品として必要となることは少ない。

 また、ユースティアの歴史を探るための歴史的価値のある資料となったり、美術的な価値があるとされ、高額で取引される場合もある。

 界陸毎に天魔遺物、機甲遺物、龍空遺物などと呼称される。

 


3.異邦遺物

 異暦以降、ゲートの影響で出現する遺物。様々な世界のモノがくるため、素材や性質、能力は多岐にわたる。

 一概にまとめることはできないが、ユースティアに渡ることで、より強い力を持つとされており、実用できれば強力な道具となりうる。

 しかし、元々は異質なものであり、本来の能力から大きく変質する可能性もあるため、危険性も大きい。