影の派閥

影の派閥

1.成り立ち

 異暦95年発足。

 アズマ出身の人間、ナゼを派閥の王とした派閥。

 VICE内ではゲドウィンに代わり、四天王と数えられるナゼだが、その存在感は派閥とその王、共に無いに等しく、謎が多い。

 シルバリオスの勧誘により、VICEへ加入することになったナゼだが、その実力は四天王に匹敵し、更にはその上を超える可能性を見たシルバリオスは派閥を設立することをナゼに要求する。

 設立したはいいものの、派閥の加入条件が厳しすぎるため、影の派閥の構成員は100にも満たないと言われている。

 


2.構成員

 ナゼが自ら身辺調査を行い、実力、人格を精査する。

 お眼鏡に叶えば、死ぬか派閥に入るかの二択を迫る。当然ながら、断ったものは例外なく死んでおり、この世から無かったことにされている。

 派閥に入る条件は、レベルAを超える実力、自分の存在がユースティアから無かったことにされること、現世において任務外での影響を与えないことなどが決められる。

 これらはナゼの術により、強制されることになっているため、並みの実力では逆らうことはできない(というより、逆らうことができる人間は配下に加えない)

 構成員内での交流は可能である。

 また、魔法少女の悪口を言わないというルールもある。

 


3.ユースティアでの活動

 彼等自身が侵略行為を主導することはなく、高難度な暗殺や諜報などを他の派閥から請け負う。

 新興の派閥ということもあり、扱うことを煙たがる者もいるが、実力は確かであるため、活躍する場は増えている。また、依頼者は少なくとも古参の幹部か派閥の王自らであり、その存在はひた隠しにされている。

 情報が漏れれば味方でも容赦なく消すという影の派閥の方針があるためである。