ソムニウム、イグスティウム

   世界を構成する因子

1.創世因子【ソムニウム】
 幻獣次元において、あらゆる世界は創造主のカケラである【ソムニウム】により、構成されている。
 人間、動物、空気や水、有機物や無機物、概念や想い、あらゆるものがそれにより形作られる。
 万物を構成するものであり、次元全体の量から増加も減少もしない。

2.集中する【ソムニウム】
 【ソムニウム】が一つの存在に集中すると、その者は世界に影響を与える存在となり得る。
 例えば、魔法や超能力などの超自然的な能力を持つ者や、新たな技術の開発者などは【ソムニウム】の保有量が高い。
 保有量が高ければ、与える影響が大きく、他からの影響を受けにくくなる。逆に保有量が少なければ与える影響は少なく、他からの影響は受けやすくなるということである。
 また、【ソムニウム】は濃度の高いモノに引き寄せられる特性(創造主自身が自己を修復するためか)があり、濃度の高いモノがより【ソムニウム】を蓄えることになる。
 
3.壊世因子【イグスティウム】
 何故【ソムニウム】に引き寄せ合う特性がありながら、全ての【ソムニウム】が一つにならないのかというと、これには【次元喰らい】から放出されている【イグスティウム】が関わってくる。
 主な特性として【ソムニウム】の引力を打ち消し、拡散させる能力がある。 これにより【ソムニウム】の集合体、つまり世界の破壊が行われている。
 【六元界】と【幻獣世界】とで上手くバランスを取っていたが、ほとんど破壊されてしまったため、次元全てが終末に向かっている。