世界と界層

 

1.様々な世界達
 【幻獣次元】には様々な世界が存在している。大きな世界や小さな世界、魔導の世界、機巧の世界、大海の世界や、天空の世界などだ。
 全ての中心点であり、次元の調和をとる【幻獣世界】と【六元界】。【六元界】から派生していく【下界】。
 これらは樹木が枝を分けるように分岐していく。
 また、分岐した世界は、上位の世界を原型として作られた劣化コピーのようなもので、似通った性質を持つ。

2.界層
 世界の位を分ける基準として【界層】という基準がある。
 世界に住まう存在の状態により、【第一層】【第二層】【第三層】【深層】の四つに区別される。

【第一層】
 物質的な世界で魔法や超能力などの超自然的な能力が存在しない世界。

【第二層】
 魂の力による異能の力が発現した世界。魔法や超能力など精神力による物質干渉が見られる。

【第三層】
 存在の力が発達し、世界の法則を超えるモノが発現された世界。
 世界を構成する因子である【ソムニウム】や【イグスティウム】への直接的な干渉が行われる。
 【六元界】や【ソムニウム】が増した【下界】がこれにあたる。

【深層】
 全ての世界の中心に存在し、次元の核として機能する世界。
 【幻獣世界】や末期の【ユースティア】がこれにあたる。

3.時の流れ
 強い因果を持つ世界ほど、時間の流れ(とここでは定義しておく)?は緩やかに進み、その逆の因果が弱い世界は早く進む。
 下位の世界が上位の世界の因果に追いつくためだとされているが、定かではない。
 【深層】を1とすると、【第三層】は100、【第二層】は10000で、【第一層】は1000000程度の差が出るとされる。