異能力
1.生物のあらゆる能力
生物は因果を調整するために、生と死を繰り返すことが世界により、仕組まれている。
しかし、度重なる生と死の積み重ねにより、生物は死に抗おうとする性質を持ち始めた。
生存に適する様々な能力の獲得により、種や個体レベルでの生存率は、次元全体で増加する傾向にある。
生物が命を繋げるための変化、いわば進化というものである。
本来、世界に規定されていなかったそれらの進化した能力のことを、【異能力】と呼び、それらは大きく五つに分けることができる。
2.五つの異能
世界には、いくつかの位階があり、その位階に当てはまる様々な種族が住んでいる。
物質の異能【オリジン】
最も原始的な異能であり、全てのベースとなり得る。
魂魄の異能【エフェクト】
個体の精神力を糧に、その心の有り様を現実化する異能。
真理の異能【ウルティマ】
世界の理を利用し、世界に起こり得る現象を再現する異能。
存在の異能【イグジスト】
世界の理から逸脱した存在が、世界にはない、個体独自の法則を当てはめる異能。
創世の異能【アルケー】
世界の創世も破壊も意のままに行うことができる究極の異能。